明治時代から作られている北九州市戸畑区の孫次凧(まごじだこ)。初代当主竹内孫次さんが自分の遊び道具として作り始めたもので、その揚がり具合が評判になり「まごじ凧」と呼ばれる工芸品にまで仕上げられました。現在は二代目の竹内義博さんとその娘・梓さんが受け継ぎ伝統を守っています。おもに義博さんが竹ひごを組んで構造を作られ、梓さんが絵付けを担当されています。現在ヘリテージで取り扱っている凧の種類(ミニサイズ)は11種類。今後は取り扱える種類が減っていく可能性があることをおしらせ致します。長年この世界に身を投じてこられた義博さんがご高齢になり、以前のように多くの凧を製作することが大変難しくなってきました。後世に残したい一心で、現在梓さんが技術の習得に励んでおられますが、その道のりは長く、簡単にはいかないようです。今回入荷したものは、欠品していたものや品薄だったものも含めて20点。ぜひヘリテージ店頭でご覧ください。
https://www.instagram.com/magojidako/