福津市の新築K邸です。今週から左官工事が始まっています。そして今日中には下塗りが終わりそうな程もの凄い速さで進んでいます。左官職人は毎度お世話になっている江口氏。わが家とヘリテージ店舗の左官工事全般や、昨年の宮若市T邸、今年のベッカライ・アロ、なども江口氏の仕事です。わざわざ大分県豊後高田から来て頂いてます。ありがとうございます。打ち合わせをしながらも、手は一時も止めず常に一定のリズムで大きなコテを動かし塗り続けています。この大きなコテというのがとても難しいらしく、でも全然そうは見えずひょいひょいっと塗ってるように見えるので、とても面白くて見飽きません。
今回のK邸では、外壁はすべて杉材で仕上げてありますが、室内は塗り壁になります。漆喰のみで仕上げる部屋と漆喰に土を混ぜて仕上げる部屋があって、その半分以上を江口氏が、残りを施主のK様ご夫妻自ら漆喰塗りに挑戦します。
一方わが家の工房では設計士である夫が、キッチン造作と室内建具を数枚、無垢材で製作中。佳境をむかえています!