今日は「番付」という作業のため朝倉市の製材所へ行ってきました。番付(ばんづけ)とは、効率良く構造材の組み立てができるように柱・梁・桁などの部材に記号をつける作業ことを言い、どの面をどの方向に向けてどの部屋につかうかを決めていきます。同じ種類の木材といっても木目や色味でがらりと雰囲気が異なってくるので、この木はこういう感じだからこの部屋に使いましょう、というふうに一本一本使う場所を決めていくわけです。代表の杉岡さんはとても木に対して情熱のある方で、ひとつひとつ丁寧にこれはこういう色・木目でこんな特徴を持っているからこの部屋に使うのが良いですよ、と説明して下さいました。
広い製材所のあちこちに大量の木材がありますがどこも綺麗に整理整頓されており掃除が行き届いています。木材を大切にし愛をもって仕事をされていることがよくわかります。ちなみにはたらく車大好きな息子はずっとフォークリフトにくぎ付けでした。
自宅の床板。杉の香りと美しい木目を目の当たりにし、私たち夫婦思わず歓声をあげました。
最後にわが家のメインとなるダイニングの梁に使う木材を二本選びました。(下の写真)今回は予算の関係上プレカットでおこないますが、大工さんの手仕事を少しでも取り入れたく、手刻みで梁をいれてもらうようにしました。(他にも数箇所あります。)まだまだ梅雨は続きますが、今日見せていただいた木材たちが最後の製材を終えると現場へやってきます。そしていよいよ大工さんの登場、棟上げへと進みます。